☆ソルフェージュとは
当教室では、ピアノレッスンと並行してソルフェージュ指導を受けることを
推奨しています。
ソルフェージュで扱う内容は【視唱】【リズム】【聴音】【音楽用語】です。
ソルフェージュは教室によっては軽く扱われることも多く、
省略してピアノレッスンだけを行っている教室も数多くあります。
しかし、欧米では音楽の重要な基礎を作る分野として重視され、
ピアノレッスンと平行して継続して行われることが通常です。
音楽の基礎訓練の類義語に「リトミック」がありますが、
リトミックが体の動きと音とを結びつけた、リズムを中心とするのに対し、
ソルフェージュは楽譜を中心とし、実際の音に結びつける訓練を指します。
☆ソルフェージュの効果
ソルフェージュ学習を継続する上で、次のような効果があります。
・楽譜を正確に理解して弾けるようになる。
・読譜が早くなり、短時間で曲が弾けるようになる。
・音楽的で表現豊かな演奏が出来るようになる。
☆主な学習内容
【視唱】
・視唱とは楽譜を見て、正しく音程やリズムを階音(ドレミ)で歌うことです。
・視唱の勉強を通じて、自分の声と耳で正しい音程やリズムを感じることが
出来るようになります。
【リズム】
・リズム譜をみて、一定のテンポを保ちながら、手拍子をしたり歌ったりします。
・音がいくら読めても、リズムがなければ音楽になりません。リズムカードなどを使って、
少しずつ学んでいきます。
【聴音】
・耳だけで、音程、拍子、音価を判断し、五線譜にしていく技術です。
・聴音の技術を習得するには継続した訓練が必要となりますが、
ある程度マスターすれば、とても応用がきくスキルとなります。
【音楽用語】
・「おんがくかるた」で、遊びの中で自然に覚えられるよう、工夫しています。
無理に覚える必要はありません。
・ト音記号、ヘ音記号から始まり、クレッシェンド(だんだん強く)など
楽譜に書かれている重要な用語が理解できます。